年も明け、年末の傷も癒えつつある１月４日、鹿児島で購入したお気に入りの焼酎を、鹿児島方式で飲もうと思い立った。これも鹿児島で買ったお気に入りのジョカで、しっかり沸かして飲もうと企てた。しかし以前、焼酎の火が引火しそうになったことがあったので、今回は沸騰する前に火を止めようと、ジョカのふたを開けたまま温めていた。これが失敗の元だった。沸騰直前に火を止めようとしたら、ふたを開けていた部分に引火して大きな炎が上がってしまった！その瞬間私の右手は紅蓮の炎に包まれた。火事になったらやばいと思った私は、とっさにジョカの取っ手を右手で握り、流しに移動させようとした。その間わずか数十分の一秒程度であったが、その間私の右手は紅蓮の炎に焼き尽くされたのであった。お気に入りのジョカを壊したくない私は流しまでの間に手を離すことができなかったため、ますますひどい傷を負うことになってしまった。ジンジン痛む右手の三本の指、氷をタオルにまいて握り続けたが痛みはなくならず。おまけに換気扇を焦がしてしまい、妻には激怒され、子供には自業自得とあざけられ・・・つらい一日だった。それでも痛みに耐えながら焼酎は飲んだぞ！左手でつまみの袋を破って、「熱い！痛い！」「でも焼酎うまい！」水ぶくれがひどくなったが病院にも行かず、自分で直そうとした。それが大きな間違いであった。年始のリベンジ中に右手が再び痛み出した。これはさすがに医者に行った方がいいと思い、帰広後に皮膚科へ。私の傷を見るなり、医者が「何ですぐ来ないのですか？傷が残りますよ！」ひぇ〜！それからというもの、毎日病院へ通う羽目になってしまったのであった・・・しかしさすがは野鳥カメラマン！シャッターを押す右手人差し指は無事だったぜぃ！
