イスカは枝かぶりだけどまぁいっか！　2009.2.15　中国山地の林道にて

　泣きハクチョンの悲劇から立ち直れず、悶々とした日々を送っていたが、「いや、このままではいけない！元気を出すんだ！立つんだ鳥マニア！」ということで何かアクションを起こさないとだめになってしまう〜（なんだか違うような気もするけど・・・）。で、かねてからネットで話題になっていたイスカへ出撃決定！決めたのは前日の夜！早起きして中国道を西進。山陽道と違ってがらがらの中国道はさみしいなぁ〜。高速を下りて細い林道をぐんぐん登っていく。一度来たことがあるとはいうものの、人気もなく暗い林道はなんだかおっかない。おまけに先日の雪が残り、ひんやりとした空気が漂う。途中で他県ナンバーの車が数台とまっている場所に着いた。あれっ？おかしいなぁ聞いていた場所はもっと上のはずだが・・・しかし何かを見ている様子だったのでとりあえず車から降りてみる。すると遠くの松の木にイスカ発見。スコープを見させてもらって久々のイスカをゲット。しかしこの距離では遠すぎる。オオマシコも期待していたが姿がない。とりあえず車に戻り、さらに上を目指す。すると教えて頂いた場所に数台の車が止まっていた。車から降りてカメラを担いで林道を下ってみる。するとしばらく下ったところで数人の撮影隊発見。どうやらここがポイントのようだ。しばらく待っていると上空から「チュピチュピチュピ」という独特のイスカの声。学生時代にえびの高原で聞いたあの声だ。２０羽近い群れが上空を飛び回る。やがて前方の松の木に三々五々止まり始めた。しかし何でこんなところに止まるのという枝の込み入った場所にいる。いろいろと動いてみたのだがどうしても枝がかぶる。まぁしかたない、今日はこういう日だと決めてシャッターを押す。オスもメスも何とか写すことができた。ここであることに気づく。「お腹空いた〜！」昼飯を買うのを忘れていたことに気づいた。しかしここは中国山地の山奥、当然店は全くない。冬眠中の熊さんを起こして餌をとってきてもらうしかない！ということで撮影終了後の店に着くまでの長かったこと！ふつうなら登りより下りが早いはずなのだが。ようやく麓の店についてかき込んだうどんはおいしかった！