標準和名	コウノトリ
英名	White Stork
学名	Ciconia boyciana
分類	コウノトリ目　コウノトリ科
大きさ	全長（頭の先から尾の先まで）　　１１２　�p
観察できる時期	冬だと思ったが最近は夏に放浪する個体あり
写真
写真データ	2001.2.17　島根県安来市
私の印象	めちゃくちゃでかい！大空を悠然と飛ぶさまはスケールの大きさを感じる。以前は日本でツルと間違われていたこともあって、松の木にとまるツルはこの種の間違いだといわれている。日本で繁殖していた個体はすでに消滅してしまったが、兵庫県豊岡市のコウノトリの郷の取り組みで、飼育個体を野生化する試みがなされている。いつの日か日本で繁殖したコウノトリが空を舞う日も近いのではと思う。
私の思い出	先輩のスポーツカーに同乗して、初めて有明海に面する諫早干拓に行った。今回の最大の目的はコウノトリであった。コウノトリは後背地の田圃で悠然とたたずんでいた。本当に大きい！車でゆっくり近づくが、全く警戒する素振りを見せない。先輩はキャノンの８００ミリで撮影を始めた。私も窮屈なスポーツカーの後部座席から先輩に借りたニコンの１０００ミリで撮影した。家に帰って写真を見ると意外にもばっちり写っていた！このことが私が写真にのめり込むきっかけとなった。しかしよく考えてみると、ISO４００のネガフィルムを使用していたので、シャッタースピードが遅くならず、ぶれずに写っていただけなのだ。そんなことはまだ理解できていない当時は、うまく写っていたことがうれしくて、４つ切りサイズに引き延ばして額入りで飾っておいた。この写真はいまだに自宅の寝室に飾ってある。
初見日および何種目か	1984.2.2　諫早干拓にて１９６種目