標準和名 サシバ
英名 Grey-faced Buzzard-eagle
学名 Butastur indicus
分類 タカ目 タカ科
大きさ 全長(頭の先から尾の先まで)  47〜51 p
観察できる時期 4月〜10月
写真
写真データ 2003.8.24 呉市下蒲刈町
私の印象  細身でしなやかな感じのするタカ。里山の環境に最も適した種であり、水田で昆虫や両生類・は虫類を主食とし、周辺の雑木林で繁殖する。鳴き声の「ピックイー」はタカ類の中でも最も特徴があり、声でその存在を知ることが多い。秋には集団で渡りをすることが知られており、愛知県の伊良湖岬などが有名である。 
私の思い出  広島県では最近めっきり姿を見なくなった。里山の環境が失われてきたことと関係があるのだろうか。芸北町周辺を車で走らせると、電柱によく止まっていて「ピックイー」と鳴いて飛び回っていた。それからしばらく年月が経った2003年の夏、下蒲刈島の生物調査を行っているとき、上空を飛ぶ1羽の鷹を見つけた。双眼鏡で見るとサシバだった。久々に近くで見ることができた。夏の太陽を体いっぱいに浴びて気持ちよさそうに大空を舞っていた。
初見日および何種目か 1970年代おそらく100種目以内